耐震診断の種類

国土交通大臣認定の耐震診断法には、大きく分けて以下の3種の方法があります。

1. 一般の人が簡易に行う「誰でもできる我が家の耐震診断」
2. 建築士及び建築関係者が壁などの引き剥がしを実施しないで行う「一般耐震診断法」
3. 建築士のみが行う壁の引き剥がしなどを実施することにより正確に診断を行う「精密診断法」

弊社では、一級建築士および耐震診断　耐震改修技術者の資格をもつ専門家が、「一般耐震診断法」もしくは「精密診断法」を使用して耐震診断と耐震補強のご提案をさせていただきます。

耐震診断の流れ

弊社では、主に「一般耐震診断」を実施しております。一般耐震診断は以下のような流れで行います。

• ヒアリング

  設計図の有無、建築年（築年数）施工会社、増改築の有無、住宅金融公庫利用の有無、雨漏れ、結露などの聞き取りを行います。

• 間取りスケッチ

  

  設計図と実際の建物の相違も考慮し壁（間取り）開口部の位置、柱の位置、部屋名などの調査を行います。

• 外部調査

  

  建物の構造、地盤、基礎、外壁材、屋根、劣化の具合などを目視及び機材を使用し行います。

• 内部調査

  

  超音波探知機などの機器も使用して、壁下地材、開口部形状、耐力壁の有無、劣化調査を行います。壁の引き剥がしは行いません。

• 小屋裏、床下、水平構面の調査

  

  屋根裏・床下に入り、屋根構面仕様、火打ち材の有無、柱頭柱脚接合部の仕様、湿気、雨漏れの有無、基礎の状況などの調査を行います。

• 劣化調査まとめ、各部の検討、診断書、補強計画書の作成

  

  実地調査をもとに、耐震診断ソフトを使用して各部の検討、診断書、補強計画を行います。（「住宅性能診断士ホームズ君・耐震診断Pro」使用）

• ご説明

  

  作成した診断書をもとに、お客様へ耐震診断の結果と補強計画のご提案をさせていただきます。